時価総額上位企業の設立年を調査【東証&NY市場】

今回は、日本と米国の時価総額上位企業の設立年を調査・比較してみます。

時価総額は記事執筆時点の2021年6月29日現在での順位になります。

【東証】時価総額上位企業の設立年

順位企業名設立年
1トヨタ自動車1937年
2ソニーグループ1946年
3キーエンス1974年
4ソフトバンクグループ1981年
5日本電信電話1985年
6リクルートHD1963年
7ファーストリテイリング1963年
8任天堂1947年
9三菱UFJFG1919年※
10KDDI1984年

※三菱銀行の設立年。

【NY市場】時価総額上位企業の設立年

順位企業名設立年
1Apple1976年
2マイクロソフト1975年
3Amazon.com1994年
4Facebook2004年
5アルファベット(Google)1998年
6テスラ2003年
7TSMC1987年
8アリババ1999年
9エヌビディア1993年
10JPモルガン・チェース1799年※

※バンク・オブ・マンハッタンの設立年。JPモルガンは1871年設立。

日本の時価総額上位は古い企業が多い

NY市場の時価総額上位はJPモルガン・チェースを除けば比較的新しい企業が多いが、日本は歴史のある会社がほとんどです。

これはNY市場の上位をIT企業が大半を占めているのに対し、日本の上位は製造業や通信業が多くなっています。

アメリカのIT企業が異常に強いだけ?

この結果を見ると、「日本のIT企業は遅れてる」と感じるかもしれませんが、これは日本に限ったことではなく、欧州市場の上位企業は歴史のある企業がほとんどですし、香港・上海市場は銀行が多数を占めています。

IT企業が時価総額ランキングの上位を占めているアメリカが異常なだけとも言えるかもしれません。

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